キレイの技
超音波による洗浄と、オゾンによる除菌のしくみを紹介します。
超音波による洗浄
メガネ屋さんの店頭などでメガネの洗浄器をみたことがあるでしょうか。 小さな器に水がはいっています。あれが超音波洗浄器の一例です。
超音波の振動が水に伝わると、水の中に極めて小さな真空の空洞ができます。これをキャビテーションと呼びます。 そしてこのキャビテーションが破裂する際に衝撃波を発生させ、この衝撃波が、付着していた汚れや残留農薬などを剥離させます。 これをキャビテーション効果と呼びます。
超音波洗浄器では、こうして汚れの剥離が連続して発生することで洗浄を行います。
オゾンによる除菌
オゾンは酸素原子3つからなる活性の高い分子です。時間と共に安定した酸素(O2)に戻ろうとします。 その際に単独の酸素原子が発生し、細菌と反応して、細菌の細胞膜が酸化分解され死滅します。
検査結果
公的な機関による野菜洗浄器の除菌性能検査結果をしめします。
- 検査機関: NSF International
- 検査内容: 野菜表面に黄色ブドウ球菌を付着し、装置使用前と使用後に野菜表面から採取した有機物を培養した。
99.1%の除菌が確認された。
同様に大腸菌での試験結果は、97.2%の除菌が確認された。
※検査結果は、実使用で同様の結果を保証するものではありません。